はじめに
おはようございます、カラカルです。
IMAXレーザー/GTテクノロジーというものはご存知だろうか?
そもそもIMAXとは、高精細な映像・音響で映画館での体験を充実させるシステムであり、IMAXレーザーはその映像面において、より進化させたものとなる。
引用:109シネマズ
では、IMAXレーザー/GTテクノロジーとは何なのか?詳しくは次の項目で解説するが、一言でいえば日本におけるIMAXの最高到達点だ。
そんな規格を持つ映画館が、日本に2つある。「グランドシネマサンシャイン池袋」と、「109シネマズ大阪エキスポシティ」である。
東京と大阪にあるため、この二つどちらに行くか悩むことはないだろうが、両方に行ったことのある筆者が、敢えて比較をしてみようと思う。
IMAXレーザー/GTテクノロジー とは?
IMAXレーザー/GTテクノロジーとは、旧名称は「IMAX 次世代レーザー」であり、IMAXレーザーより更に進んだ映画体験をできる規格となっている。
4Kツインレーザーという、プロジェクターを2つ使用することによって、コントラストや輝度を格段にアップすることができる。3D映像も高精細に移すことができるのだ。
また、スクリーンがとにかくデカい。ビル〇階建てのような高さを誇るスクリーンで映画を上映するので、迫力は満点である。(活かしきれる作品が少ないという事実もあるが…)
音響もIMAX専用にリマスタリングされ、高音から低音まで高精細・爆音で上映することができる。
少し追加料金で値が張るが、IMAXで上映している作品なら、GTテクノロジーを導入している劇場で観ればまず間違いないだろう。
グランドシネマサンシャイン池袋
引用:シネマサンシャイン
まずは、グランドシネマサンシャイン池袋について解説していく。
アクセス
引用:Wikipedia
JR「池袋駅」から徒歩4分にある、「グランドスケープ池袋」の4階-12階が、映画館となっている。ほぼビルすべてが映画館である。
池袋というアクセスの良い土地にあり、アクセス性は抜群だろう。しかし、一方でメインロビーが4階・IMAX劇場が12階にあるので、時間に余裕をもって来ておく必要がある。
劇場数が多い分、売店も混んでいることが多い。ギリギリに来ると、案外足元をすくわれることになるかもしれない。
施設
引用:シネマサンシャイン
4階にメインロビーがあり、5階と12階にもカフェやバーのようなくつろぎスペースがあり、上映までの時間をつぶすのには向いているだろう。
ただ、日常的に混んでいるので、他の施設で時間をつぶしたほうが良いかもしれない。
また、全体的にラグジュアリーな作りとなっており、デートなんかにはもってこいだと思う。IMAXのある12階にはお酒を飲めるバルもあるので、映画を観終わった後に軽く1杯飲んで、感想を語り合う、なんてのもいいだろう。話題にも困らない。
最大の特徴は、劇場まで上がっていくエスカレーターの壁面に歴代の名作映画のポスターたちが飾られていることだ。降りていく方にもあるので、映画を観る前・観終わった後の道中でも楽しむことができる。(なお、エレベーターを使った場合は見られない…)
劇場
こちらもラグジュアリーな作りとなっており、贅沢感を味わうことのできる劇場である。目の前に広がるスクリーンは18.9m × 25.8m で、圧巻の大きさである。
音響に関しては、規格はどちらも同じだと思うので主観になるが、ややグランドシネマサンシャインの方が轟音を楽しむことができたイメージである。(同じ作品を2劇場で観た比較)
109シネマズ大阪エキスポシティ
引用:109シネマズ
次に、大阪にある109シネマズについての解説だ。
アクセス
引用:Wikipedia
大阪モノレールの「万博記念公園駅」から徒歩2分のところにあり、やや市街地から離れた場所にある。車などがあれば、もう少し楽に来れるかもしれない。
大阪エキスポシティの敷地内にあり、敷地内にはショッピングモールなどもあるので、家族連れなどでショッピングやランチを楽しんだ後に、映画鑑賞を行うことができる。
また、こちらは映画館が1フロアで完結しており、施設内に入ってからの移動は楽な点もメリットだ。また、IMAXシアターはチケット改札を通ってから最も近い位置にある。
エキスポシティでのショッピングなどを目的にして、そのプランに映画を組み込むのが良いだろう。
施設
引用:大阪公式観光局
こちらは109シネマズ特有の、少し近未来間のあるデザインとなっている。
メインロビーはやや狭く、映画館で上映時間を待つのには向いていないかもしれない。一方、エキスポシティという広大な敷地があり、ショッピングモールも併設しているので、時間を潰すのならそちらに行く方が良いだろう。
飲食店も様々で、フードコートなんかもあったりするので、家族連れや友達同士のおでかけにはもってこいである。
時間に余裕があれば、「太陽の塔」などの観光地もあるので、行ってみるのはいかがだろうか?
劇場
引用:大阪公式観光局
こちらも近未来的なデザインとなっており、スクリーンの大きさは18m × 26mである。縦はグランドシネマサンシャインに負けているが、横幅ではこちらの方が大きくなっている。
縦幅を活かせる作品は限られるので、横幅が大きい方がスクリーンの大きさを活かした上映を行うことができるだろう。
※映像は横幅に合わせて上映されるため。
音響に関しては、グランドシネマサンシャインが轟音なのに対し、こちらは精細な音を出しているといったイメージだ。(個人の感想)
まとめ
いかがだっただろうか?

2劇場について解説してきたが、イメージとしては、下記のようである。
グランドシネマサンシャイン池袋の利点
- デートに向いている
- 贅沢感のある映画体験を行うことができる
- 映画館で、映画を観る以外の楽しみができる
- アクセスが良い
109シネマズ大阪エキスポシティの利点
- 家族連れ・友達連れに向いている
- 映画館以外でも併設した施設で楽しむことができる
- 映画館の構造が簡単で迷わない
- 体感ではこちらの方が画面が大きく感じられる
他にも、109シネマズはポイントが初回のみ課金制だが、シネマサンシャインは1年ごとに更新費用が発生するなど、細かな違いはある。
だが、どちらの劇場でも極上の映画体験を味わうことができるのは、間違いなしだ。立地の関係上、どちらに行くのかを迷うことはないと思うが、GTテクノロジーを導入した映画館に行ってみる際には、参考にしてほしい。
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