はじめに
こんばんは、カラカルです。
本日は、筆者がBlu-rayの棚として使用しているIKEAのBILLY ビリー / OXBERG オクスベリを紹介する。
引用:IKEA公式
円盤収集癖のある人にとって、永遠に付きまとう問題が棚をどうするかという問題。自分が棚を選ぶ際に重視した点など、上記の商品を購入するまでに至った経緯についても紹介していく。
Blu-rayやDVDの棚をどうするか悩んでいる人の1つの選択肢として、本記事が役立てば幸いだ。
Blu-rayの棚としてBILLYを選んだ理由

ここでは、何故IKEAのBILLYをBlu-ray用の棚として選んだのかを、説明していく。自分が何を重視していてこの商品に至ったのか、参考になれば幸いである。
扉付きでホコリからBlu-rayを守れるから
引用:IKEA公式
一番大きな理由はこれである。円盤を補完するうえで最も気になるのが、ホコリ問題である。
以前実家で漫画本の本棚を持っていた時、扉のないオープンな本棚だったのだ。すると、下の方に置いている本は、気が付けばホコリまみれになっていた。本なら払いのければよいかもしれないが、円盤はデリケートなので、より一層ホコリからガードする必要がある。
それなら、もういっそホコリが入ってこない環境にすればよいのではないかと思い、扉付のシェルフを第一条件にしたというわけだ。
さらに、地震が起こったりした場合に扉が付いていると、本棚が倒れない限りは円盤が飛び出して落ちる確率も低くなるだろう。
また、BILLYは透明な扉を選ぶことができ、扉を閉めたままでも円盤を外から鑑賞することができるというメリットもある。コレクターとしての所有欲が満たされる間隔を日常的に味わうことができるのだ。
値段がお手頃だったから

ここは感覚的な話になってしまうが、重厚な扉付の棚となると、結構なお値段がする。10万円前後になると、筆者には高いと感じるレベルになる。
BILLYは18,999円+送料で購入することができ、筆者の予算内だったのだ。
棚板を増やしたりすると別途費用がかかるが、送料は本体を買う時に含まれているので、一緒に買ってしまえば問題ない。
自分の持っているコレクションの高さを先に測っておけば、何枚追加で棚板が必要になるかも事前にわかるだろう。
床面積あたりの収納量が多いから
これは以前持っていた棚と比較して、床面積あたりの収納量が多かったということである。
ちなみに、筆者が以前使っていた棚はこちらで、買い替えとしてBILLYを購入したということになる。
引用:アイリスオーヤマ
こちらも扉がついており、外からコレクションが見えない点以外は特に不満はなかったのだ。
ただ、筆者のコレクションが増えすぎて、入りきらなくなったのが問題である。この棚を2つ使っていたのだが、これ以上増やすと床面積を圧迫してしまうことになる。
その点BILLYはある程度の高さがあり、棚板をある程度自由に動かすことができるので、Blu-rayの高さより少し高い位置に設定することで、効率的に空間を利用できたのだ。
それによって、同じ床面積でも大幅に収納量をアップさせることができたのである。
下記の画像が、筆者が実際に使っている画像である。

約2段分はまだ余裕があるが、以前の棚2つを使っていた時は溢れていた。床面積的には少しだけ幅を取るようになったが、大した差ではないので、空間効率としては大幅に向上した。
※余ったスペースにせっかくなのでフィギュアなんかを置いている
良かった点

ここからは、実際に買ってみて良いと思った点を紹介していく。
ホコリに悩まされなくなった
購入して1年以上経つが、一度も掃除していなくてもホコリは一切見かけない。これによって、最も危惧していた問題を解決できたことになる。
やはり普段生活するスペースとの間に一枚扉を挟むだけで、格段に防塵性能がアップするのだ。お気に入りのコレクションを守りたい場合は、やはり扉は必須といえるだろう。
ズボラな筆者は定期的に棚を掃除することなんてできないので、この扉には大いに助けられている。
収納効率が上がった
先ほども述べたが、収納できる円盤の枚数が格段に増えたことである。
以前の棚だと溢れていた円盤を、同等の床面積で余裕をもって収納することができている。元を辿れば、円盤が増えて入りきらなくなってしまったから買い替えを検討したわけで、こちらの問題が解消されることは最低条件だったのである。
部屋の広さの都合上、床面積を増やすことは難しかったので、空間の利用効率を上げる必要があったのだが、こちらのBILLYは難なくクリアしてくれた。
棚板が頑丈
これは買ってみて気づいたのだが、棚板が思ったよりも頑丈であることだ。
円盤って、スチールブックとか、特典の冊子なんかが入っているものだと、結構な重さになるのである。
なので、あまり薄い棚板だと、年数が経つにつれて曲がったり最悪折れたりするのである。これは何としても避けたい。
IKEAの家具全般に言えるのだが、素材の木材がしっかりと厚みと重量があり、高水準の耐久性を持ってくれている。この棚板にしても、まあ折れる心配はないだろうという厚みがある。これは嬉しい誤算であった。
デザインが良い
透明なガラス扉なので、外から見て自分のコレクションが見える。これはコレクターにとっては爽快なものである。
円盤の保存方法とは一切関係がないことであるが、所有欲が満たされる感覚を日常的に味わうことができる。これは大きなメリットといえるだろう。
値段が安かった
こちらは先ほども述べたので多くは語らないが、送料込みでも2万円とちょっとで子の棚が手に入るのは、相当コストパフォーマンスが良いだろう。
ただIKEAの商品はほとんどが自分で組み立てる前提であり、それのおかげで多少値段を安くできていることもある。
これは後で説明するデメリットのところで響いてくることとなる…
悪かった点

良かった点もあれば、悪かった点もある。商品レビューとはそういうものだ。ここでは実際に使ってみて微妙だった点について説明していく。
自立しない
こちらの棚は小手用の金具が同梱されていて、壁に固定する前提で作られており、それが無いと前に倒れてしまうのだ。賃貸マンションに住んでいる筆者からしたら、致命的な誤算であった。
円盤を敷き詰めて重心を前にしても倒れてくる様子だったので、もうこれはそのままでは解決しなかっただろう。
筆者はこれに家具転倒防止用の突っ張り棒で対応することにした。しかしBILLYの高さが絶妙的で、棚から天井までの高さに合う突っ張り棒がなかなか見つからなかったのだ。
最終的にはニトリの突っ張り耐震ポールを採用した。
引用:ニトリ
まあ突っ張り棒を採用する場合は、自身の設置場所にあった長さの物を購入するのが良いだろう。
何らかの手段で固定しないと、そのままでは倒れてくるということは覚えておいてほしい。
組み立てが一人だと困難
高さ・重さが結構あるので、少なくとも一人で設置するのは困難である。
先ほど話した通り、立てても固定するまでは倒れてくるので、固定する間に支えておく人が必要なのである。
※そもそも立てるのも大変
また、基本は寝かせたまま作業を行うのだが、結構体積のある製品なので、作業スペースも広く確保する必要がある。設置場所以外で作業する場合は、そこまでのルートを確保しておくことも重要だ。
筆者は妻と二人で作業したのだが、二人とも終わった後は満身創痍となった。一人暮らしで導入を検討している方は、友人や家族などに協力を頼んでおいた方が良いだろう。
扉がスムーズに閉まらない
もしかしたら筆者の組み立て方が悪かったのかもしれないが、扉がスムーズに閉まらないのである。扉同士を開く方向に少し押しながら閉めないと、閉まりづらかった。
この問題の最も怖いところが、開くときも同様であることだ。スムーズに開かないということは、扉を引いている間は、棚に手前側への力がかかる。つまり、倒れる方向に引っ張っていることになるのだ。
金具で固定しているなら問題ないかもしれないが、突っ張り棒での固定の場合は、棚を押しながら扉だけ引く必要がある。なんとも使い勝手の悪い扉となった。
幸い、しばらく使っていると扉の表面が少し擦れて、適正な形に矯正されたので、扉の建て付けが悪い問題は解消されたのだが、使い始めた頃に誤って引いてしまっていたら、筆者は棚の下敷きになっていたかもしれない。
また、扉を閉めた際に磁石等で固定されるわけではないので、強い地震などが来ると扉が開いてしまうかもしれない。ここに関しては推測の域を出ないが、注意が必要な点だろう。
まとめ

いかがだっただろうか?
IKEAのBILLYを導入したが、良かった点もあれば、目立った悪い点も存在することがわかった。筆者としては現状は最適解かなとも思っている一方で、どこかで買い換えるだろう商品でもあるかなといった感想だ。
持ち家などで、金具で壁に固定できる人には、結構おすすめできる商品だと思う。そうでない人は、デメリットのところで話したことを踏まえて、購入は慎重になった方が良いといえるだろう。
今後棚を買い換えた際には、再度このBILLYと比べてレビューしてみようと思う。
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