【映画好き必見】スチールブックの魅力について解説

映画に関する小話

はじめに

こんにちは、あるいはこんばんは。カラカルです。

筆者はBlu-ray収集が好きで、配信よりも円盤での視聴を好む。配信はいつ観られなくなるかわからないし、ちょっとでも好きな映画や名作映画は永久保存したいためだ。
※なお、Blu-rayの耐久年数は考慮していない…

Blu-ray中でも、スチールブックというものが好きで、経済的余裕があるときにたまに購入している。持っているだけで、映画好きとしての生活を豊かにしてくれる、そんな神アイテムだ。

今日はそんなスチールブックの魅力について、語っていこうと思う。

スチールブックとは?

スチールブックとは、Blu-rayやDVDのパッケージの1種であり、金属製のケースに収められた特別なパッケージである。

通常のプラスチックケースとは異なり、頑丈で高級感のあるデザインが特徴で、特に映画のコレクターやファンに人気がある。ケースのデザインはスチールブック限定の物が多く、コレクター意欲を掻き立てるものとなっている。

つまり、映画マニア向けの商品なのである。一部ではスチールブック界隈というものがあるほど、コアなファンが存在する。

スチールブックを購入するメリット

それでは、そんなマニア向けの商品を買うメリットには、どのようなものがあるのだろうか?

飾った時の見栄えが良い

まず、スチールブックは量産的なプラスチックケースではなく、金属製のケースである。故に、表面も輝いていて、高級感があるのだ。故に、棚に並べた時の見栄えが段違いである。

シリーズをすべてスチールブックで揃えたりしたら、圧巻の見栄えとなるだろう。

また、もし棚に余裕があるのなら、アクリルスタンドなどを用意して単発作品を表紙を向けて飾るのも面白い。その日の気分によって飾る作品を変えてみる、なんてのも趣があって良いのではないだろうか。

作品によっては、ロゴの形に合わせて表面に凹凸があったりと、凝ったデザインのものもある。そういった製品はスチールブックの中でもよく光を反射してくれるので、飾った時の輝きはより一層増すことだろう。

所有欲が満たされる

次に、コレクターとして最も大きな欲求である所有欲が満たされることである。

スチールブックは、数量限定生産であったり、初回限定生産であることが多い。なので、期を逃したら通常は手に入らないものが多いのだ。

そんなアイテムを自宅に保有しているという満足感は、何事にも代えがたいものである。筆者は自身の持っているスチールブックを眺めているだけで、何時間かは余裕で過ごせる。

もし普段Blu-rayを買わない人であっても、自分にとってのベスト作品があるのなら、その1作品をスチールブックで保有しておくということは、ありかもしれない。

耐久性が高い

スチールブックなのだが、当然金属製なのでプラスチック製よりも耐久性が高い。

というのも、案外プラスチックケースは使っていると擦れていったり、ちょっとした拍子に割れたりすることもあるのだ。スチールブックは金属製なので、少なくとも割れたり擦り減ったりすることはないだろう。

また、ちょっと違う切り口での話になるのだが、希少品なので丁寧に扱うため、結果的に長期で良い状態を保ちやすいというのもある。価値のレベルは違うが、骨董品を丁寧に扱うのと似ている。

ただでさえ耐久力の高いものを普段より丁寧に扱うので、長持ちするという話である。

価値が上がることがある

限定品であることが多い点とも絡んでくるのだが、購入した後に価値が上がることがある。

出回っている数には限りがあるが、欲しい人が多い場合には市場の原理が働く。例えば、8000円で購入したスチールブックが数年後に2万円を超えて販売されているなんてことも、ざらにある。(余っている場合は逆も然り、だが…)

筆者も売ることはないだろうが、自分が持っているスチールブックの価値が上がると、ニヤニヤしながら所有欲が満たされるのを実感することがある。

ただし、だからといって転売目的にスチールブックを買い占めるのは控えよう。映画とスチールブックの需要は別なので、そのあたりが理解できていないと、どうせうまくいかない。

スチールブックを購入するデメリット

メリットがあれば、デメリットもあるのが世の中の常である。そちらについても解説していこう。

傷が目立つ

先ほど頑丈であるという話はしたが、それは全壊や半壊はしないという話である。細かな傷や凹みは特に付きやすい。棚から引っ張り出したりするときも、丁寧に扱わないとすぐに表面に傷が入ってしまうことだろう。

また、最も傷や凹みが付きやすいのが、配送中である。基本的にはスチールブックの国内盤はAmazonで買うのだが、梱包が笑えるほどにペラッペラなのである…

ここはスチールブックファン達が長年提唱し続けているのだが、おそらく改善されることはないだろう。なので、できる対策としては、

  • ギフトラッピングをして、梱包を厳重にする
  • 凹みの原因となる特典(缶バッジなど)が同封されている仕様では買わない

などがある。特に以前「トップガン マーヴェリック」という購入倍率のクッソ高いスチールブックで、缶バッジによる凹み問題があった。しかし、在庫がないため交換対応ができなかったのである。

なので、特典については細心の注意を払ってほしい。(筆者のは無事だった)

価格が高い

当たり前だが、限定品なので、通常版よりも価格が高いのである。通常版が5000円で売られていたら、最低でも8000円はするとみておいた方が良い。

また、通常は時間と共に売り切れるので、価格が下がることもあまり見込めないだろう。

ただ、作品によっては売れ残りを安売りするために2000円を切る価格で売られていたこともある。これはレアケースなので、基本的には高いまま売られることが普通であると認識しておこう。

数量限定である

数量限定であるということは、値段が高い問題もあるが、そもそも手に入らないこともあるのだ。

予約の時点で売り切れてしまったり、過去に発売されたスチールブックを探しても見つからないこともある。

また、数量限定ということは転売ヤーの餌食にもなりやすい。手に入る状態ではあっても、価格が暴騰することもあるのだ。

これらについてできる対策としては、Amazonなどに張り付いて、予約開始した瞬間に予約を済ませてしまうことだろう。まあ、このあたりは頑張った者が報われるといった感じだ。

スチールブックで発売されていない映画も多い

そもそもスチールブック仕様では発売されていない映画も多く、自分がBlu-rayを買うレベルで好きな作品であっても、スチールブックが無い場合がある。

こればっかりは仕方がないので、祈るしかないのが現状だ。

また、過去の作品が時を経てスチールブック発売されることもあるので、一度通常版で買っておいて、スチールブックが発売されたら買い換える or 二つ持ちするのもよいだろう。

あとは、国内盤だとスチールブックが発売されていないが、海外盤だと発売されていることもある。購入経路は少し難しいかもしれないが、そのあたりを狙って探してみるのも良いだろう。

まとめ

いかがだっただろうか?

現在Blu-ray集めをしている人にも、そうでない人にも伝えたい内容であった。好きな作品があれば、一本ぐらいコレクションとして持っておくのも良いだろう。

筆者としては、それでスチールブックの沼にはまってくれたら、しめしめといった感じである。

皆さんの映画ライフが、より豊かになることを祈っている。

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